5月中旬から6月半ばのちょうど今頃は、ホタル観賞も長崎の隠れた楽しみ方のひとつになります。海岸線の長さ日本第2位の長崎は、海と山に囲まれているから川もたくさん。きれいな河川に生息するホタルにとって長崎の川は快適な住まいとなっているようです。
写真は5月31日、夜の8時をまわったくらい。いかにもホタルが出そうな山間の河川敷。
そして! 出た!出た、出た!
たーくさん出たのですが、うまく写真におさめられず 😥
手のひらにとまっているの、わかりますか??
長崎のホタル情報は、長崎市のホームページで確認できます。週に2回観測されていて、多い時には1000匹を越えることがありますので、お見逃しなく!Wikipediaのホタル名所を見てみると、他の県だと〇〇町と具体的に書いてあるのに対して、“長崎県:市街地を除く県内各地に点在”と書いてあります。長崎にはそれだけ多くのホタルがいるということでしょうね。
また長崎といえば路面電車(チンチン電車)ですが、最終停留所の名前のひとつに「蛍茶屋(ほたるじゃや)」というところがあります。名前から察するに、昔きっとその辺りにホタルがたくさん出る茶屋があったのだと思います。これまで何も考えずに“蛍茶屋、蛍茶屋”と呼んでいたのですが、名前の背景を考えると急に趣深く感じました。
写真を撮ったところは通都川(つうつがわ)といって長崎市の東側、長崎多良見ICの近くです。他にも西山木場川、現川川、ちょっと足を延ばして戸根川など、長崎市内にはバスや電車+30分くらいの徒歩で行けるところがたくさんあります。狙いは5月中旬~6月上旬の夜8時頃。雨の日はホタルは飛びません。雨上がりまたは雨の前の日、湿気が多くてできれば曇りの日、風があまり強くない方がたくさんのホタルに出会えそうです。夕涼みのお散歩に、ホタル観賞をプランに入れてみてはいかがでしょう。(長崎市のホタル情報ページの下の方に、“ホタル観賞場所の地図はこちら”をいうgoogleマップへのリンクがありますので、ルート検索すると便利です)