こんにちは。2回目の更新です。
今回は長崎のあるお宅にある“うだつ”を取り上げたいと思います。
うだつ(梲)―今ではこの言葉を知っている人は滅多にいないと思いますが,例えば町屋づくりなどで家と家が隣接していて,一度火事が起こるとすぐに火が移ってしまうのを避けるための防火壁として作られたものでした。それが次第に裕福さを表す象徴的なものになっていったんですね。なので,いまいちパッとせんなぁというようなことを表すときに「うだつが上がらない」と言ったりするようになっていったんですね。
今ではこの慣用句を知らない若い人もいるようですが。
長崎でもちらほら町屋づくりがあり,うだつもあるんですよ!
こちら,隣の家との間に小さい家のようなものがついた壁がありますよね?
これがうだつなんですよ!
私は長崎さるくというガイドツアーに参加して初めて“うだつ”の存在を知りました。
このときのガイドツアーのマップがこちら→http://www.saruku.info/coursemap/ai05.pdf
“うだつ”が上げられるようなホステルに,カサノダもこれからなっていきたいと思います!
Written by Kumi Nishiyama