若者の人口流出率が高い長崎、私の学生時代の友人もたくさん福岡や東京に出ていってしまいました。
ですが長崎から東京に行った人は必ずと言っていいほど言います。
1. 長崎は人が良かった
2. 長崎の魚はうまい
人柄に次いで、魚が来るとは、県外の人にとって長崎の魚の存在感は半端ではないのでしょう。
そんな県外の友達にインスパイアされて、長崎の残党として、魚を満喫したいと思い釣りに行くことにしました。
長崎で獲れる魚の種類はなんと日本一!
さてどんなお魚が釣れるのでしょうか。
(写真は長崎港です)
まず私は、
釣り道具持っていない、どこで釣るかわからない、どうやって釣るかわからない。
というド初心者。
ということで、向かったのは新地中華街から徒歩1分の釣具屋さん、ポイント
意外だったのが、店内とても清潔感があって、女性の店員さんが2人もいたということ!
とても入りやすい雰囲気で、今は週に1回くらい足繁く通っております。
そこで初心者の釣り場として情報を得たのが、高島です。
長崎港からフェリーで30分ほど、かつては炭鉱の島として栄えていました。
今回は釣りパック券を購入してフェリーに乗船!
*大人 2,190円 / 小人 1,090円
長崎港~高島港の往復乗船券(2,040円相当)と、高島飛島磯釣り公園の入場券(510円相当)がセットになっています。
約30分、ほぼ貸切の船に揺られて高島に到着!
いつも釣り人が乗船しているそうですが、この日は大時化で誰もいませんでした。
到着した高島は暴風雨。かつての炭鉱感が出ていて、なんだかスリリングです。
おそらく人が住んでいないアパートがたくさんあり、その脇の駐輪場には猫がたくさんいます。
きっと美味しい魚を食べているのか、みんなよく太っています。
海岸沿いの堤防には、地元の子供たちが描いたであろう高島の絵が飾られています。
「大物が釣れる町、高島」というコピーに期待感がだいぶ高まります。
フェリーターミナルから歩いて20分ほど、目的の高島飛島磯釣り公園の入り口に到着しました。
管理人室兼、釣具屋さんがあり、そちらで竿のレンタルから釣り場のアドバイスまで教えていただきました。
初心者の私に渡されたのは、サビキ釣りセット。小あじが釣れるとのことで、針に餌にすべてセッティングしてもらいました。
本当に手ぶらで行っても大丈夫です!タオルとかはあったほうがいいかもしれません。
管理人さんに今日は嵐だから気をつけてねと苦笑いされながらいざ釣り公園へ。
入り口の威圧感半端ないです。人っ子一人もおらず本当に入っていいのだろうかと迷いました。
そして恐ろしい波の高さ!
水しぶきを浴びながら、海を眺めたり写真を撮っているだけで既に30分経過。
いや、本当に綺麗でした!時化た日には、時化た日の美しさがあるのだなと、すでに充実感。
そして、本題の釣りへ!
記念すべき1匹目、15センチくらいの何かが釣れました、何の魚かわかりませんが歓喜!
初心者の私、針から魚を取ろうとしたら、手からつるんと逃げて地面に落ちてしまいました。
すると!
シャッと猫が飛び出してきて私の記念すべき魚1号をくわえて逃げて行ったのです 😡
泥棒猫!!
こんなに猫に対して怒ったのは人生初めてでした。
悔しさと、釣るのに一生懸命すぎて、ほとんど写真がありませんが、その後アジゴと何か別の魚が釣れました。
いわゆる入れ食いというものにヒットしまして、思ったよりたくさん釣れましたよ。
私のような手ぶら初心者でも、思い立った日に釣りに行ける高島はとても魅力的でした!
ぜひ次は釣りがてら高島観光もしてみたいものです。
管理人さんがオススメしてくれた初心者スポットで釣りをする図。
Misaki